JC、ジャパンコンソーシアムってなんですかという質問。
ジャパンコンソーシアムというのはモスクワオリンピックのときに、テレビ朝日がオリンピックの放送権を独占で購入しよったのですが。
テレビ朝日がIOCと独占契約を結んで、当時で100億くらいだったと思うんですけど、オリンピック独占放送権を購入したんですよ。
ところがなんとモスクワオリンピックが、冷戦時代ですから日本が出なかった。日本選手がボイコットしたためにテレビ朝日がひどい目に、大損出したんですよ。
もうそんな日本国内で争うのはやめようよと。
IOCの思うつぼになるからということで、ジャパンプール、今ではジャパンコンソーシアムって言うんですけど、みんなで集まってテレビ朝日、フジテレビ、TBS、NHK、日テレ、テレ東。
民法は民放連(全国民間放送連合会)っていう集合体を作ってるんですね。民放連とNHKが合併してJCというのを組んでいるんです。
ジャパンコンソーシアムで契約するのはオリンピックと、あとはワールドカップサッカーの二つです。
そうするとオリンピックもワールドカップサッカーもたくさんの放送素材がくるので、とにかくまとめて日本の代表として買ったら足元みられないでしょ?
(値段の)ビットになると値段が上がっちゃうから、日本の中で一枚岩でやりましょうよと。
僕はまさにJCのNHKの代表、NHKの職員としてオリンピックの交渉をしてたんですけど。
JCになってからNHKは非常に得をしてるんですね。
何を得をしてるかというと、このテレビ局の連中、テレビ朝日、フジテレビ、TBS、NHK、日テレ、テレ東、こいつらに金の力をもって黙らせるということをやってるんですよ。
ジャパンコンソーシアムっていうのは少なくても6社、NHKを含めて東京キー局だけでも6社入っているわけですよ
そうすると単純計算で各社が1/6負担しないといけないんです。
ところがオリンピックの場合なんとNHKが4/5、80%出すんですよお金を。民法は1/5のさらに1/5、つまり80%に対して1社たった4%で放送権を獲得できてるんです。
この間のリオオリンピックもそうですよ、この費用対比変わってないですよ。
それで額がでかいでしょう?350億の1%で3.5億円で各社4%というと1社12億くらいですよ。5社が60億くらいを出して残りの290億をNHKが出してるんですよ。
そしたらNHKの悪口を民法が言えないってよくわかるでしょ?
ワールドカップでも同じことやってるんですよ。
この80%出すのをなんとかしようよと何度も言いました。
おかしいでしょ、もし80%出すなら女子マラソンとかオリンピックの主要な金メダルとれそうな競技は全部NHKでやるべきだと言ったんですが、そうじゃない、立花そうじゃないと。
この80%はあくまでもNHKが民法を黙らせるために「受信料っていらないよね」とか、「おかしいよね」とか、「NHKうっとうしいよね」とか民法に言わせないための口止め料だと。
民法を黙らせるためのお金なんです。それがジャパンコンソーシアムの正体。
NHKが出してるその80%って我々の払った受信料なんですけどね。
そんなジャパンコンソーシアムのおかげでNHKの悪口言えなくなった民法の末路がこちら。
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