反知性主義

虎ノ門ニュース、チャンネルくらら、ネットニュース・動画の文字起こしや他ブログの引用など。

【武田邦彦】天下りで教育を歪める文科省とメディア!加計学園問題の真の問題とは?


学校を作るときに、認可が必要だなんて国はもう先進国には無いんですよ。
国を作る一番最初のときは仕方ないからどっかが学校を作りましょうとやるんだけど、ある程度国が発展したら、大正時代くらいに入ったらもう規制要らないんですよ。
というのは大学を卒業した人がちゃんと計画できるようになるから。
文部省というところにいる人はどういう人かというと、大学3年のときに公務員試験を受けて、合格して、なんの経験もなく文部省に配属されて、一回の教育の経験もなく40くらいになって課長補佐になったり課長になったりする人が、こういう政策をやっていくんですよ、特に認可は。
認可なんか大体35歳くらいだから。もっと若い課長より下が出てくるんですよ。
それに対して僕ら経験のある50とかそういう人が行って、ペコペコ頭下げてお願いしますお願いしますって言ってるの。


ところが向こうは知らないんですよ大学教育自身を。
文部省のほうは、法律は知ってるけど大学教育は実態としてやったこともないの。
それで学力もないの。それはしょうがない公務員試験受かっただけだから。
教育論文も出してない。
こちらは日本工学協会で常任理事やったり、教育論文を20か30持ってたり、そういう人ですよみんなね。
そういう人が行って、論文もかけない、知識もない係員に、一生懸命説明するの。

説明している間、向こうが認めてくれるものしか実現しない、するとどういうことになるかというと、まがった大学しかできないんですよ。
それは当たり前ですよ、素人が作るんですから。


そういう規制を日本はなぜしてるかというと、天下り先なんですよ。
要するに大学の天下り先、大学の幹部の経歴を見れば、絶対に何人かは天下りが入ってるわけ
規制するってことは、お前俺を天下りさせないと、これ許さないぞってことなんですよ、結局。
この前川さんっていう事務次官も天下り禁止法かなんかで辞任してるでしょう?もう露骨なんですよ。


大学の幹部で副学長とかにつく人が天下りで来ても、実害はあるけど、はっきりとした実害はすぐ見えないんだけど、天下りに予算がついてくるからね。
だけど困るのが教授くらいになるちょっと下のランクの人が天下りにくるわけですよ。
これものすごい数が多いんですよね今は、昔はあまりなかった。
昔だったら教授会がそれを認めるから、ちゃんとした論文実績とか学問実績なきゃ大学教授にはならない、ところが天下ってくる、そうするとね、講義ができないんですよ。
それでどうするかというとしょうがないから産学連携室とかいうのを作ってね、そこの教授にして普通だったら一週間に7コマか8コマ教えるんだけど、それ全部免除して。
なんで免除するかと言ったら学生が可哀そうなんですよ、ポンコツが教授するわけでとばっちりを防ぐために、一週間に一回くらいやってもらうと。
そういうようにして今回避しているわけですよ。


どうしてこんなに曲がっちゃうかというと、日本のような先進国が、文部省が獣医が必要かとか、そんなことを考えたって無駄なんですよ、それは獣医の学科を作ろうという専門家がやるべきことなんです。
だからゆるく獣医学科を作ったらちゃんと教育してくださいねくらいはいいけど、こと細かに来る。
さっき須田さんが言ってたけど告示っていうのは文部省自身が作るわけ、だから文部省自身が作って、自分が作ったやつで大学を縛る。法律もなにも関係ないんだ、法律の体系の中に入っているというだけで。
そうなると、日本の教育はどんどんどんどん悪くなる、もちろん悪くなっていってるわけですよ今。
世界に遅れて言ってるわけですよ。


国民のためを思えば、マスコミはこんな文章とかじゃなくて、僕はあるテレビ局でも言ったんだけど、こういうくだらない議論してたら我々の子供が可哀そうだと。
だからこの問題は文部省の規制を今まで通り続けていくべきか、やめるべきか考える一番いいチャンスなんです。
文部省なくしてしまうという結論が出るのが一番いいんだけど。



(前川さんの売春バー通いについて)
これが問題なのは、前川さんがどこいってもいいじゃないか権利じゃないかと言ってるんですけど違うんですよ。
僕ら学校を作るときね、ピンク関係の産業が近くにあると認めてくれないんですよ係官が。
電信柱に広告が張ってあるだけでダメだっていうんだよ。

それは確かにいいかもしれないけど、そういう規制を窓口でやっててね、その一番トップがね、どこ行ってもいいじゃないかと、ふざけんじゃないっつんだよ。



メディアがここまで自分勝手な報道すると、国民どうなっちゃうのか。
今度のことは文科省の規制っていうのは(メディアは)当たり前だと思ってるんですよ。
それから特区の獣医をどうするかという決定事項4項目(石破4条件)があるんですけど、あれ決定しちゃいけないんですよ。
だけどもみんな決定を守られてる体でやってる。
そんなどういう大学を作るかなんてのを全然わからない政治家がやるとよくないので、ゆるい規制はするけど、具体的な規制はしないっていうのがね、現代の先進国の規制なんですよ。

大学設置について一番詳しいのは大学人だと、責任もってやってくださいねと、つぶれてもそれはあなた方の責任ですよと。
そのなかで切磋琢磨が行われるから、いい大学になっていくんですよ。
ところが今みたいに文科省が規制をして必要なものしか建てさせない、そしてそこに天下りする
どんどんどんどん学校の質が落ちる。
それをメディアが褒めるっていう状態になっているわけです。


具体例を一つね、今までは文科省が一学年100人いて、1~4年の400人の定員の場合は、真っ白の答案に不可をつけて落としていくと、留年者が増えるでしょ?
留年者の総数が40名、10%超えると補助金カットになるんです。
そうするとどういうことになるかというと、僕なんか体験したんです、白い答案を10点とか付けるとね、管理から文句が来るわけ。「先生これなんとかしてくれないですか、これを落とすと補助金もらえなくなっちゃう」
あっそう、しょうがないから60点つける。
ところが10%でもひどかったんですよ、落とせないわけ。
だからよく学科会議で、これどうしようかと問題になるわけだ。ちょっとこの答案じゃ通せない。
それでだれか学科主任がね、「武田先生これ落としたら、もうこの学科補助金来なくなっちゃうからやっていけない」と。
じゃあっていってこれほんとにロートルの教授が言った話で「しょうがない、目をつぶってだそう」と。


ところが、それが5%になったの今度。
どうしてそんなことするのか、5%っていったら400人でね、20人しか留年させられない。
そしたら白紙答案全部合格させなきゃいけないですよ、そしたら白紙答案が合格すると学生はなんていうかというと、威張るんですよ友達に。
俺は白紙で出したけど可もらったぞ、合格したぞと。
そうしたら全員が白紙答案でくるわけだ。
5%がどれだけ大変かというと、入学の時に100人定員を106人取ったらそこで補助金打ち切られる。
ところが他の大学にいく学生がいるから、僕らはできるだけ学生を合格させてあげたいと思うわけですよ、だから120人か125人とろうかなと。
そしたら20人は別の大学行くから100人に収まるっていって、考えてやるわけですよ。
ところがそれがたまたま105になったとするでしょ?そしたらその学年は一人も不可つけられない
5%に最初からなってるから。
そのまま上げなきゃいけないんですよ。


で、どうしてこういう出鱈目な規制をしてくるかといったら、天下りなんですよ。
これ天下りを認めてもらわない限り解消できないの。
天下りさえ認めてくれれば特殊事情でこうやって俺が話してくるよってやってきて、106名のときに1名だけ別枠にして補助金だけはつなぐとかやってくれるから。
大学の先生そんな器用なことできない、学問一筋だから。
そのために天下りがいる。


(新聞記者やジャーナリストの定年後の天下りについて)
じつはメディアから来た人の教授で、授業できない人って多いんですよ。
それはやっぱり産学連携とかなんとかかんとかとか作って、そこに収容して普通の先生とノルマを変えてるんです。
そうしないと学生が可哀そうだもんね。
昔は小学校を出ただけの人でも、ちゃんと教授会が審査してこの人は大学の教授として問題ないと
大学の教授としていいとはどういうことかというと、学生が損害を受けないってことなんですよ。

そこに僕ら力点があるわけね。
学生が損害を受けないようにちゃんと立派な人を選びますというように運用されてきたんだけど。
天下りが特にいけないのが官庁からの天下りとマスコミからの天下り。
そこにはね、僕だからこんなこと言うけど言ったら大変なんですよ、官庁とメディアからいじめられるから。

こういうの聞いたら朝日新聞とNHKは武田をいじめようって絶対(テレビに)出さないぞって、だから言えないんだよ。
権力で子供たちの教育を曲げてるんですよ。


×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。